持久走大会の練習も始まりました。
早速オシゴトの様子を紹介します。
CのGくんも縫い刺しが大好きです。Aさんになると高度なクロスステッチもできるようになります。しかし、裏返すとこんな風にまっすぐになっているのが不思議です。なんだか手品みたいですね。
数字と玉。数の教具はホントによくできていると思います。数を言うことと数えることとは違います。数字が読めるようになっても、量的に認識しているわけではありません。先生と一緒にカードの数字を読む。そして白い玉をひとつづ指で指しながら言います。この場合だと最後に「5」となって、白い玉とカードの5が一致することを確認できました。こうしてはじめて量的認識ができたわけで「数える」ということが可能になりました。
こうして、ただの記号でしかなかった数字がメッセージを持つ生きた数に変化していくわけです。そして、順番に並んでいただけの数字が量的変化による違いであることが分かるわけです。こうした理解がその後の数のオシゴトの大事な基礎になります。個人的には、見ているだけなんですが、モンテが科学的であるということを実感する一番ワクワクするオシゴトです。
いつの頃からか、バスの出発までの十数分、二人の先生がこうして箒目を立ててくれます。若いころ訪れた京都・龍安寺の石庭が思われて毎日すがすがしい気持ちになります。何よりも、気持ちよく子どもたちを迎えたいというお二人の気持ちに脱帽です。