地図のオシゴトの続きですが、
子どもたちに教具の扱い方を提示することはないのですが、観察するのはとても楽しいのです。今日も地図のオシゴトを観察してなるほどと思ったのです。これまでも紹介したのですが、Kちゃんのオシゴトで先生の提示を見てこれまでの紹介の捕捉したくなりました。つまり、Kちゃんはすでに三つの件を選んでいます。抜き出した地図の上には県名が置かれています。
先生が県名を裏返しにしたところで、「この県は?」とひとつづつ尋ねます。あっさり答えたようでした。先生の次の手はなんと隣の県と入れ替えたのです。そして県名をたずねます。これもクリア。次に三つとも入れ替えて同じ質問です。ここでKちゃんは戸惑いました。ゴチャコチャしてきてスツとは行かなくなったようでした。一見イジワルっぽいですが…。
別の言い方をすれば、先を急がずに一つ一つ着実に行くのがモンテというわけです。つまり、「ハイ一丁上がり!次!」ではないということですね。だから、「オシゴトは量をコナスのではなく、一つ一つじっくり取り組む」ことが大切なわけです。ですからイジワルツポサは愛のムチならぬ、その子のペースに寄り添う愛の提示そのものと言えます。奥が深い!
字が書けるお友達の課題
それは、各行事の後でなされる絵日記制作です。今朝はどの子もクリスマス発表会の絵日記制作に精を出していました。Mちゃんはステージに注力していました。手元にひいたカーテンの形状にこだわり、上部のフリルのついた飾りの幕と中央の園章も描いていました。観察の細かさは冷静に、客観的に物事を見分ける力の基礎をなすもので大切な資質と言えます。
補助教材で気分転換
秘密袋であてっこ
初めて目にする秘密袋でした。二人とも中をのぞいたりしないで手だけで形状を確かめていました。遊びながら指先の感覚を強化する立派な感覚教具の一つです。
ハイ出来上がり!
続きはまた明日。