障害を持つ子の権利については
国連でもきめられているそうで、タイトルは今や「インクルーシブ教育システム」として私立幼稚園協会の会議でも取り上げられていました。包括的教育制度という意味ですが、これはモンテの基本理念です。
実際は、特別支援学校があって、小学校に上がるときどちらにするか決めなければなりません。理念は素晴らしくても現実は違うようです。しかし、実際に実践している学校が大阪にあるのです。
実は、たまたま付けたテレビはお母さんが我が子について話しているところでした。みんなと一緒にできない我が子を地域の学校に通わせたいがやっぱり無理だということで別のクラスで過ごすことになりました。
中学生なった時、お母さんの念願がかない地域の学校に進学することになりました。担任の先生の理解もあって、何よりも子どもたちが受け入れてくれて家にも遊びに来るようになり、高校進学も実現できました。
そして紹介されたのが大阪豊中市の中学校の様子でした。クラスには、寝たきりの子もいます。クラスの子どもたちも何の違和感もなく、そういう子もいて当たり前という雰囲気です。日本の学校かと驚きました。
もちろん受け入れ態勢は万全であることは言うまでもありません。鹿児島でも、いや日本全国でこうした本当の意味でのインクルーシブ教育が実現するといいですね。