2024年12月の園だよりアップしました ⇒ ⇒ ⇒

ばら組は「工房ばら」と呼びたくなるような専門家集団の雰囲気でした

すみっこぐらし?

Aさんになると、男の子も女の子も刺繍に興味を持つようになります。Sちゃんのオシゴトは見ただけでは分かりませんでした。「何をやっているの?」「刺しゅう。」「いや、それは分かるけど、名前は?」「すみっこぐらし。」「???」小耳にはさんだY君いわく。「えんちょうせんせいにはわからないかも。」子どもたちの世界を遠く感じたことでした。

へびあそび

名称を聞いただけではどんなオシゴトか想像もつきませんでした。赤い紙切れが蛇の形をしているのは見ればわかりますが、ビーズの組み合わせを見ると数のオシゴトであることは分かりましたがなんでヘビ?よく見ると赤い紙には数字がたくさん書かれてあって足し算のオシゴトだと分かりました。名称の由来は分かりませんでしたが、おそらく、興味をそそる目的かと。

ともあれ、バインダーの赤い紙に書かれたる数字は「3+9+8+8+1+5+7+2+2=45」。いわゆる暗算ではなく、数字をビーズの数で確認しながら数が増えていくことを視覚的に確認することが出来ます。ですから、子どもが学ぶというのは、モンテ教育ではすべてにおいて、「見て分かる確認作業」ということになります。

地図のオシゴトも人気

各県の形状と名称を一致させることに始まって、しっかり覚えたら着色していきます。どの地域から始めるかはそれぞれ違いますが、最終的にはご覧のように着色が完了します。そしてハサミを入れてカラフルな日本地図が目の前に出来上がります。オシゴトの最後の仕上げは切りそこなうことのないようにY君の表情は真剣そのもでした。

文字のオシゴトは五十音から

五十音表はさくらさんの興味も引くようですが、クラスに上がると本格的に読むオシゴトをするようになります。なかには、Aさんから教えてもらう子どももいます。30年ほど前のことですが、同和地区での識字学級を見学したときのことです。字が読めるようになって世の中が明るくなったと話しておられた姿を忘れません。子どもたちにもきっと同じ感動があるのだと思います。

読めるようになったら正確に書く練習が待っています。五十音のカードを使ってたくさんの言葉を作ります。その後、別の用紙に書き写していきます。この時期、筆順にも気をつけながら正確な書き方を身につけます。

 

 

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