運動会を終えて感じたこと
10月といえば秋が深まり山々の緑が赤や黄色に変わり、自然界が冬に向かって急ぎ足で過ぎて行く季節です。山野に出かけて自然をめで新しい気分になりたい季節ですが、幼稚園では今月も次々と大事な行事が続きます。子どもたちにとっては息つく間もなく特訓が始まるのでしょう。
それでも、こうした行事が成長への一里塚になっていることは確かなようです。運動会後の子どもたちの表情が輝いて見えるのは気のせいでしょうか。家庭でも、皆さんが子どもたちの活躍を喜び評価してくださったからに違いないと思っています。 一方、大役を果たした子どもたちに対する先生たちの高評価と喜びはしっかり伝えられています。
これまでも「幼稚園と家庭は車の両輪」ということを機会あるごとに申し上げてきました。そのことを実感できた一つが今回の運動会でした。
8日のマリア祭、15日の芋ほりは皆さんが直接参加するわけではありませんが、子どもたちの活躍をしっかり聞いてあげて、一緒に喜び、労をねぎらい、励ましてくださることで両輪が同じリズムで回転することになります。それに、27日の持久走は今年も市の競技場を使わせてもらいますが、皆さんの応援が期待されます。どうぞよろしくお願いします。
少し早いですが、クリスマス会の準備も始まります。とくに、Aさんにとっては聖劇の配役、セリフ暗記と大きな課題が待っています。言うまでもないことですが、一人一人が自分の役割をしっかり果たすことで一つのドラマが作り上げられます。目立つ目立たないの違いはあっても、どんな配役でも大事なことを皆さんからも強調していただきたいと思います。
そういう意味では、幼稚園の各行事は幼稚園と保護者のみなさんとで作り上げていくものだと言えるでしょう。
幸い、コロナも収まりつつありますが、みんなが安心して過ごせる毎日となるよう、油断することなくお互い気をつけながら過ごしていきましょう。(こ)