西暦(グレゴリオ暦)
園長 石堂 昭彦
園庭の木々も緑を増し、夏の訪れを感じる季節となりました。この季節、私たちは自然の美しさと共に神さまの偉大な恵みを感じます。神さまは、私たちひとり一人に豊かな愛と祝福を注いでくださっています。おともだちが元気に遊び、おしごとをし、成長する姿をみるたびに、その恵みに感謝の気持ちを新たにしています。
さて、今月は、先日のファミリーデーでの司教さまの講話の中に少しでできましたが、西暦(グレゴリオ暦)の年代区分のB.C(紀元前)とA.D(紀元後)について触れてみたいと思います。
私たちが、年を記述したり数えたりする際に使われるのは、日本の和暦と世界中で広く使われている西暦があります。和暦は、「平成」や「令和」など日本独自の年号で表すものです。西暦は、イエスさまの誕生を基準にして、B.C(紀元前)とA.D(紀元後)の年代区分で表します。
B.C(紀元前)とは「Before Chirist」の略で、「キリスト以前」という意味で、イエスさまの誕生以前の期間を示します。西暦紀元前とも呼ばれ、年号は0(ゼロ)を経ずに減少していきます。例えば、B.C100年の次の年は、B.C99年です。
A.D(紀元後)とはラテン語で「Anno Domini」の略で、「主(イエス・キリスト)の年」という意味で、イエスさまの誕生以降の期間を示します。
西暦紀元後とも呼ばれ、年号は、1年から始まり、現在まで続いています。例えば、A.D1年の次の年は、A.D2年です。そして今年は、A.D2024年になります。
また、西暦は、イエスさまの誕生を基準にした紀年法で、現在世界中で広く使用されています。この暦は、キリスト教の影響が強い中世ヨーロッパで広まったもので、現在では多くの国で公式なカレンダーとして採用されています。
今年の夏も昨年同様、猛暑と予想されています。健康には十分気を付け、7月を元気に過ごしましょう。神さまのご加護が皆さまのご家庭にありますよう、心からお祈り申し上げます。
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