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久しぶりのクラス
一日登園日ということで久しぶりにクラスを覗いてみました。子どもたちは一ヶ月のブランクにも関わらずこれまでと変わりなく静かにオシゴトをしていました。「クラスは静かにオシゴトをするところ」ということがしっかり理解されていることに感心しました。
長い休みを気ままにのびのびと過ごしたに違いないと思うのですが、同じ環境に戻るとスイッチがはいってオシゴトモードになるのでしょうね。体で覚えたことは簡単に忘れない、いわゆる職人気質の原点を見る思いでした。
思わず職人気質という言葉が飛び出しましたが、改めてネットで調べてみました。すると次のような解説がヒットしました。
「職人気質の人は、他の人より集中力が高く、物事を成し遂げるときとても深く自分の意識を捧げる。そのため、物事の完成度がとても高くなる。…周りの評価は高くなる。」
オシゴトと職人気質など、これまで考えたこともないことでしたが、今日の子どもたちの様子を見ながらふと湧いた思いはあながち脈絡のない見当はずれなものでないことに気が付きました。
職人気質と言えば無骨な頑固おやじというイメージではないでしょうか。ですから、子どもたちとは対極にあるわけですが、実は、モンテのオシゴトの究極の姿が職人気質という結論は斬新すぎますね。もっとも女の子の場合はやっぱり無理がありますね。
いずれにしても、モンテの子どもたちの特徴はオシゴトに意識を集中させることです。ですから仕上がり具合も自然と完成度の高いものになります。そういう点では女の子でも職人気質の道を歩んでいると言えます。
自然界も実りの秋を迎えています。子どもたちにとっても、ますますオシゴトに身を入れて落ち着いた心を育てる実りの秋となるよう祈ります。(こ)
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